Dorothy Akpene Amenuke
生まれ 1968, ガーナ
クマシ在住・活動
1968年にガーナで生まれたドロシー・アクペネ・アメヌケは、クマシを拠点に活動しています。彼女は2009年からクワメ・ンクルマ科学技術大学(KNUST)で教鞭を執り、同大学の絵画・彫刻学科における初の女性教授となりました。ケア(配慮)、分かち合い、そして継承を重んじる地域社会への関わりを原動力として、彼女は自身の作品の構想や制作に、家族や学生、同業者を巻き込んでいます。こうした協働的なアプローチは、2013年から2014年にかけて彼女の指導を受けたイブラヒム・マハマをはじめとする学生たちの制作活動にも息づいています。
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Dorothy Akepene Amenuke, Gli, 2023 © Dorothy Akpene Amenuke. Photo © Elolo Bosoka -
Dorothy Akpene Amenuke, How Far How Near, 2012 © Dorothy Akpene Amenuke. Collection Stedelijk Museum, Amsterdam
ドロシー・A・アメヌケの作品は、1990年代の早い段階から、自身が受け継いだアカデミックな伝統と決別し、彫刻表現の語彙を刷新するものでした。パッチワークの毛布、パンダナスの葉で編んだマット、ビニール袋といった日常的な環境にある素材に着想を得て、彼女はテキスタイルを単なる布地ではなく、粘土や木材と同様の本格的な彫刻素材として捉え、成形していきます。彼女はスケールの変化を追求し、テキスタイル・インスタレーションを空間全体へと展開させることで、建築や自然の風景そのものに介入し、それらを一変させるような作品を創り出しています。